【仕事】上司との飲み会はまぁ楽しくない

<就活・仕事>

皆さんは飲み会は好きですか?

私は、(仲の良い)友人同士の飲み会は好きです。(笑)

社会に出ると、否が応でも上司との飲み会の場に参加する機会は出てくるでしょう。

「飲み会を通して、仲を深める」といういわゆる『飲みにケーション』も重要だという意見も大いに理解はできます。

そんな時、心から楽しんで上司と飲むことができる人はごくわずかだと思います。

『飲み会に行きたがらない若者が増加』というフレーズはよく耳にしますが、
理由としては
『昔に比べ、人と人とのつながりが希薄化』
『自分の時間最優先』
『終身雇用形態じゃない会社の在り方の増加』
『転職の時代』等
があげられます。

では、具体的に飲み会に対してどう思っているのか個人的な意見を述べたいと思います。

飲み会に行くメリット

上司や仕事仲間との仲が深まる

飲み会の1番のメリットと言っても過言ではないのではないでしょうか。

これは言わずもがな、だと思いますので、次に行きます。

情報の入手(仕事における)

次は、仕事における情報の入手ではないでしょうか。

仕事をしている中で、自分が知りえない情報などが聞けるのは面白いですよね。(笑)

お酒が入り、ポロっと話してくれたりすると嬉しくなります。

『仕事上の失敗談』とかは、自分の為になったり、そういう話は面白かったりするので、
楽しく聞くことができますよね。

私個人では、飲み会に行く理由はこの『情報入手』がほとんどです。(笑)

情報の入手(仕事仲間における)

仕事仲間(上司も含め)において、プライベートなことで気になることがあった時、聞くチャンスがあるとすれば、それは飲み会の時くらいでしょう。

「日頃、仕事上では真面目で堅そうな人が、実は・・・」みたいなことが聞けると、その人の仕事上では知りえない新たな一面を知ることができます。

これについては、『周りに興味がない人』はそこまでのメリットではないでしょう。(笑)

気遣いの練習(人それぞれ)

これについてはメリットなのか、デメリットなのか人それぞれだと思います。
ちなみに私の場合、デメリットの方が大きいですね。(笑)

上司と一緒にいる限り、これはどうしても仕方がないことです。

『飲み会の作法を学び、契約相手との飲み会の場で恥をかかないようにする。』
という名目であれば、練習の場として重要かもしれません。

しかし、営業職以外の「そのような練習をそこまで必要としない職業」の人たちにとっては、そこまでの重要性は感じないでしょう。
(いつか役に立つ時があるのかもしれませんが)

奢ってくれるor安くすむ

ご飯・お酒を、タダor安い料金支払いでいただけるのもメリットではあると思います。

メリットというか、『飲み会に参加するか否かを判断する上での1番の根本理由』みたいな感覚です。

つまり、上司との飲み会においては
「まぁ『ご飯代が安く済むから』行くか」と考え、
もし割り勘など、安くならなければまず行かないですね。(笑)

これはメリットというか、失礼な言い方をすると『飲み会に参加する最低条件』みたいなものです。


飲み会でのデメリット

結局は上司の話を聞かされる

「奢るんだから、それくらい聞きなさい」とでも言わんばかりに、上司の話が始まります。

話す内容はそれぞれですが、『仕事における自分の考え』『自慢話』『若者への説教』『身の上話』色々あると思います。

『自慢話』や『身の上話』

『自慢話』や『身の上話』は、まだマシです。
興味はありませんが、「へぇ~。そうなんですね。」と適当に興味がある振りをして、相槌をしておけば良いでしょう。

『仕事における自分の考え』や『若者への説教』

面倒なのは、『仕事における自分の考え』や『若者への説教』です


本来であれば『ありがたいお言葉』として深く聞き、その話を仕事に生かすのが良しとされるのでしょう。
そして、表面上ではそれが上司の話す理由なのでしょう。
(まぁ実際のところ、「自分が気持ち良いから」話しているにつきるとは思いますが。)

聞いている身からすれば、「そのような話は仕事中だけで勘弁してくれ」と思うのが一般的ではないでしょうか。
それに対して、「仕事中はそんな話ができないから、この場で言わせてくれ」といった上司の意見があるとは思いますが。

「時間を割いて飲み会に参加し、上司に気を遣いつつ、なんで『説教』まで聞かされるんだ」
との考えに至るのは、必然でしょう。
これは、もはや修行です。鍛錬です。(笑)

気遣い

メリットで『気遣いの練習』として述べましたが、やはり上司と過ごすうえで気遣いは必須となります。

そんな中、失礼があってはいけないので、お酒を飲みつつも言動には気を付け、決して飲み過ぎないよう調節する必要も出てくるとは思います。

飲みの場では、やはり空気感(ノリ)の観点からも、『飲まない人よりも、よく飲む人の方が可愛がられる』のは周知の事実です。

『あまりお酒を飲まない人』はどことなく、居心地の悪さを感じ、
『お酒がよく飲める人』も上司の空気感(ノリ)に合わせ飲みながら、お酒に呑まれないように調節する
といったように、どちらの立場でもしんどさはあると思います。

したがって、『飲み会=楽しい場』であるべきはずが、『飲み会=疲れる場』になるのです。

最後は上司をヨイショ

ここまでを通して、『飲み会という名の上司接待』になりうる場合が多いと考えられます。

そうなれば最後は、「上司を持ち上げて、機嫌よく居てもらおう」と考えるのも必然です。

そうなれば、『褒めたり』『大げさに驚いてみたり』『深く賛同してみたり』持てる手段を駆使して、上司の機嫌上げに尽力するでしょう。

したがって、帰り道は『上司は上機嫌、若者はため息』の構図が完成されます


若者も楽しめる飲み会にするために

では、若者が飲み会に参加したくなるようにするにはどうすればよいでしょうか。

『メリット部分も強化し、デメリットを無くす』と言えばそれまでですが、それで解決するのであればここまで、深刻化はしていないでしょう。

私個人として、1つだけ改善策を上げるとすれば、

『若者主体になって話せる雰囲気づくり』

も重要ではないかと考えます。

その為には、
上司は若者に話を振る側になり、肯定的に若者の話を聞く立場に徹する』

に尽きるのではないでしょうか。

上司の『説教』を聞く為に飲み会に参加している人なんていないのですから。
(いましたら、すみません。)

上司の立場として、それはつまらないと考えるのであれば、若者の飲み会参加率の向上は諦め、
自分の話を聞いてもらえる所(キャバクラ等)に行く方が得策なのではないでしょうか。

今後の展望

『飲み会に行きたがらない若者が増加』と言えど、『楽しく話す場としての飲み会』の場は好きと考える人は多くいると思います。

メリットでも述べましたが、『仲が深まる場』『コミュニケ―ションのとれる場』として最適な環境ではあると思いますので、良い方向で飲み会文化が続いていったら良いなと願っております。

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