はるかぜさんの、晴ればれシュー活
こんにちは、春風です。
前回、学生相談の資料として「ブラック企業を辞めた後」を読んでいただきました。
この文章は、若い子に協力してもらい、テーマに沿ってまとめてもらったものです。
まだご覧になっていない方は、そちらもぜひ読んでみてください。
学生相談で
最近の学生相談は
最近、大学の学生相談は外部の資格者に委託することが多く、大学職員は学生相談をあまりしなくなりました。
(以前、キャリアセンターに配属になった職員は、誰でも新人だろうがすぐに学生相談に入っていました。その時から、忙しすぎて資格をとる余裕がありませんでした。)
読んでいただいた「ブラック企業を辞めた後」は、
『そんな若い新人が真面目にまとめた文章』と言ってもおかしくないものです。
皆さんは、どんな感想をお持ちになったでしょうか。
役に立つという意見もあれば、そうでもないという人もいると思います。
なんとなく、分かったような、分からないような? そんな感じではないですか?
ちょっとずるい大人なら、こう言うかもしれません。
「世間は、何だってあいまいだ。明確な答えは学校の中でしかない、大人なら自分で調べて考えろ」
でも、ヒントくらい教えて欲しいですよね。
確かに、余計なことを言って責任を追及されたら嫌です。嬉しくはないし、傷つきます。
人の心は
一般的ですが「若い世代は傷つきやすい」と言われます。実は、大人だってそうです。
多少、鈍感になったところはありますが。
十年たっても、「傷付きやすい性格は、あまり変わらないのではないか」そう感じます。
カウンセリングスキル
少し、脱線しました。話を学生相談にもどします。
ラ・ポールという言葉をご存知でしょうか。
「橋を架ける」という意味で、フランス語からきています。
「相談者と心が通じ、信頼が生まれ、相手を受け入れている関係」を表します。
カウンセリングをするうえで、最も重要な、コミュニケーションスキルです。
去年まで学生だった子が、大学職員として後輩の学生相談をする。そのとき、よくあるのが、しゃべりすぎです。 特に、自分の成功体験。しかも、長い。
みていると、ハラハラします。先輩が、熱心に、一生懸命に話しますから、相談に来た学生は、神妙です。話を聞いているようですが、内心はどうでしょう?
話し手のほうが、自分の話に興奮してしまうと、相手が見えなくなります。
例えば、相手の態度から、落ち着きが消えていることに、気付かなくなります。
たとえ話の内容が、悪くはなくても、相手に届かない相談では、役に立ちません。
「ブラック企業を辞めた後」を読んだ時、そんなふうに感じた人が、いたのではないかと思います。
カウンセリングは、互いに相手を受け入れている関係が大切です。
カウンセラーは、フンフンと、話をただ聞いているだけ。そのように、気楽にみえます。
一方、頭のなかでは、何か、解決の手掛かりがないか一生懸命、考えているのですが。
例えば、相手が、どう感じているか、何が問題なのか、何を求めているのか、ゴールはどこか。
話が、分かったような、分からないような。
まるで霧の中の手探りのような作業を、グルグルしています。
私の学生相談は、楽しそうで、遊んでいるようにみえる、と言われます。
オジサン達の常識では、仕事中の笑い声はタブーです。
「笑い声は不謹慎だ、もっと真面目にやれ」、というわけです。私なりに真剣なのですが。
そんな無理解を跳ね返すため、キャリアコンサルタントの資格をとりました。
少し、話が脱線します。
見えっ張りの上司がおりました。
学内では、「そんな資格は必要ない。(自分が持ってないから)」と言いながら
学外では、資格者が何人いるか、自慢していた、そうです。
前回、大学あるあるの話をしました。その中で、「管理職に女性が少ない」というのがあります。
私も、管理職になるつもりはなく、現場で、学生と話ができればよいと思っていました。
ところが、否応なしの事件が起きたのです。 「ハンコは誰が押すの?」事件です。
夏休みの終わりくらいの時期でした。
局長、次長、課長、同僚の課長補佐の四人が、それぞれの理由で、事務室に来なくなりました。
仕事は山積み。決まった年中行事は減らせない、新しいイベント・企画も山盛りです。
あれやこれやで、書類は増える。でも、だれも帰ってこない。
では、ハンコは誰が押す?
いちいち電話で相談・確認できるわけはなく、局長から、現場で判断してくれとの指示です。
それって、私ですか?
後で、まとめて報告すればよいと、責任を押し付けられても、安心できない。いじめ、のような状況で、とにかくジタバタと、三月の学年末まで頑張りました。
管理職の仕事も、やればできてしまい、難関の課長昇格試験も、一次を一回で合格。周囲から、スゴイと褒められ、後は面接だけ、と喜んでいました。
でも、二次に進むための局長推薦は、出ませんでした。
理由を聞くと、私にミスがあったのではありません。局長いわく、
「キャリアセンターは大学の顔だから、女性の課長はふさわしくない。男性の仕事である」
女はダメ、とそう宣言したのです。
ブラックな扱いに呆れます。
今回は、理不尽な扱いが、大学でも起きていることをお話しました。
その後、どうなっていったか、次回お話します。
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