ブラック企業とは?入らないためには

<就活・仕事>

春風さんの、晴ればれシュー活

自己紹介

こんにちは、はるかぜです。
皆さんとお話をできることを嬉しく思います。

強み

私の強みは学生相談です。長く携わってきました。
大学職員は、ジョブローテーションでいくつもの職場を移動することが多いです。
しかし、私は移動が少なく、たまたま就職課キャリアセンターでの経験が重なりました。

私は、資格を持つ専門家というより、学生の皆さんと話をするのが好きな相談者です。
それが長く続けられた原動力だと思います。
それに小難しい話をするより『話をよく聞くこと』『一緒になって悩むこと 』で信頼関係を築いてきたことも要因の一つかもしれません。
そんな今までの経験をもとに、あれこれお話をしていきたいと思います。

就活サポートしてます

ココナラにて、就活サポート(相談や面接対策)を行っています。

お気軽にプロフィールの『著作サイト』までメッセージをいただけますと嬉しいです。


ブラック企業とは

なんとなくですが「ブラック企業は悪い会社で、奴隷のように働かされる」というイメージを持っていませんか。意味を調べてみますと、こんなふうです。

◇広 義   違法な労働を強いて、労働者の心身を危険にさらす企業

◇狭 義   新興産業において、若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって
酷使し、次々と離職に追いこむ成長企業

厚生労働省では、『過酷な労働を強いて、若者を使い捨てにしていると疑われている企業』とされています。

私は『長続きしないズルい会社』だと思います。


『ブラック企業』=違法企業ではない

入社したら想像と違った

就職したのに、うまくいかない、やる気がでない、話が違う「もう、辞めてやる」と思ったらその会社はブラック企業のように見えます。

 辞める理由を、少し考えてみましょう。
法律違反をしている本当に悪い会社、違反すれすれのズルい会社など、悪い会社だからなのか。
それとも、自分と周囲の人間関係が悪いことが理由なのでしょうか。

 大学のキャリアセンターでは、学生や卒業生からの報告を受け、評価の良くない企業を調べ、他大学とも協力しながら選別しています。 
 ですが、世間には多くの会社があります、社会の変化や新会社設立など、それらを全部を把握してはいないのです。大企業、中小企業、成熟産業や成長産業などの中堅企業という考えも出てきました。

実状は

 例えば、AI関連などの、生き残りをかけて頑張っている会社はどうでしょうか?

 会社案内では「時代の先端をいく花形でカッコイイ。それに夢がある。会社の成長を実感するのはやりがいを感じる。」と皆さんを誘います。
 一方で「目標達成のため長時間労働がある。疲労や不満もたまり、ついていけないと、はじかれてクビ。」というのは表に出ていません。文句を言いたくなります。

 でも、それが違法かどうか、つまり裁判をおこして勝てるかどうかというと。。。
不満をいくら言っても、子供の喧嘩のような、水掛け論になってしまい、裁判官を説得するのは
難しいですね。

 なので、もし「辞めてやる」と思ったら、その会社の実態を調べる必要があります
会社のやっている違法の証拠を、それとなく集めることが大切です。

でも、そんなことができるでしょうか?

対処法は?

 ズルい会社ほど秘密主義で実態がばれないようにしています
商品の不当表示、高いノルマやサービス残業の強制やその隠ぺい、自分さえもうかればいいという経営者の利益優先のやり方等々。
 その結果、大量採用して、次々と使い捨てのように退職させるなど、違法の証拠を見つけられないように、目を光らせています。
したがって、簡単ではないですし、怖い思いをするかもしれません。

 逆に、会社の情報がオープンで、実態が分かり、どれだけ社長が努力をしているかなど、会社を理解することができたら、辞めないで、もう一度頑張れるかもしれません。

小さなまとめをいいます。
 重要なのは、会社の実態を知ることです。

根本的な問題として

ブラック企業か?ずるい会社か?という簡単な問題ではなく、
どんな会社にも欠点があり、法的な不備もある』という点そのものが問題なのです。

就職する前でしたら、目的の会社の実情を調べるのは自由です。
脅迫されることも、クビになることはありません。


ブラック企業に入らないために

事前準備こそすべて

 会社四季報という本が売られています。資本や売上、社員の平均給与と平均年齢など、それを読めば、簡単に調べられます。女子学生に向けた会社四季報もあります。
 その本に載っていなければ、働いている人に会って、聞ければいいのですが。
誰かの紹介、学校の先輩などのツテがないと、難しいと感じると思います。
なので、大学では、会社別の説明会をできるだけ多く開いているのです。

 孫氏の兵法に「敵を知り、己を知れば百選危うからず」というのがあります。
つまり、自分と社会・企業をよく知ることです。
 そうすれば『何が問題か理解でき』、 その次に『解決する道筋が見えてくる』というわけです。
目をつぶって、入社しては危険です。

できる限り、その企業を調べ尽くし、気持ち良く社会人生活を送れるよう応援しています!

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