定義
『直接原因』とは、読んで字の如く物事の直接の原因となるものです。
例として、「遅刻した」ことに対する理由の「寝坊したから」にあたるものです。
『根本原因』とは、直接原因の元となるものです。
例として、「寝坊したから、遅刻した」ことに対する理由の「生活リズムが乱れ、夜更かしが続いていたから」にあたるものです。
仕事をする上でも、常に『直接原因』だけでなく、『根本原因』も合わせて考えることが重要です。
仕事における活用方法
自分の行動をより良くする為に
直接原因をメモ!
人間、上手くいくこともあれば、失敗することもあるものです。
そんな時、喜んだり、落ち込んだりしているだけで終わるのは勿体ないです。
もちろん、「なぜ上手くいったのか」「なぜ失敗したのか」の理由を考える人も多いと思います。
その理由を書き留めておく(どこかにメモ等しておく)ことがまず第一歩となります。
多くの人は、その時だけ、考えて、納得して、そのまま終わることがほとんどだと思います。
それをそこで終わらせるのではなく、メモに残しておくことで、「なぜ」に対する理由が溜まっていきます。
ポイント
理由のメモ等を残す場合、「上手くいった時」と「失敗した時」で分けておくことで、
後々の分析の先に良いパターンと悪いパターンの両方を知ることに繋げることができます。
直接原因の分析
上記で行ったメモが溜まると、それを分析していきます。
数が多いと、その中で共通したキーワードが見出せると思います。
「上手くいった時」の理由における共通のキーワードは、『上手くいく為の根本原因』となります。
「失敗した時」の理由における共通のキーワードは、『失敗した根本原因』となります。
日々の行動に反映する
根本原因が何か分かったら、後はそれを日々の行動に反映させるだけです。
『上手くいく為の根本原因』を進んで行動に取り入れていって下さい。
『失敗した根本原因』は、逆に、できるだけ取らないように気をつけましょう。
根本原因を洗練させる
根本原因を日々の行動に取り入れることで、日常に多少なりとも変化が出ると思います。
(変化が出ない場合は、それが根本原因ではなかった可能性が高いです。)
ここで、その根本原因が正しかったのかはっきりします。
以上が一連の流れになります。
後は、「その一つをさらに細かく分析する」か、「新たに別の根本原因を探す」か、個人個人で変わってくると思います。
自分の悪い所を少しでも無くし、良い所を少しでも増やしていくことで、人生はより豊かにしていただければと思います。
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